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有線放送大手ＵＳＥＮの宇野康秀社長は２０日の決算説明会で、ＴＢＳ傘下の横浜ベイスターズについて「場合によって資本関係などを構築できたらいいと思っている」と述べ、買収への意欲を示したとのこと。プロ野球の親会社はかつて、「西武・阪神・南海・近鉄・阪急」と鉄道会社が多かった。まず線路をひき、“人を運ぶ電車を走らせ”、その沿線に、“人を買い物させるデパートをつくり”、“人を遊ばせる遊園地をつくり”、そしてさらに“人を娯楽として楽しませるプロ野球球団（スタジアム）をつくった”。それぞれのシナジー（相乗）効果で収益を上げていくビジネスモデル。今度は、「ソフトバンク・楽天・ＵＳＥＮ」とインターネットの会社がプロ野球球団を持ち始めている。線路とういうインフラをインターネットに替え、“人を運び”、“買い物させ”、“遊ばせ”、“楽しませる”ようだ。 有線放送の創始者であった父を持つ宇野社長は、小学校３年生の時、将来の夢を聞かれ「鉄道会社をつくりたい。」と答えたという。…なんとも興味深い。